テーブルやクエリの一番最初のレコードの値を取得するにはDFirt関数、
一番最後のレコードの値を取得するにはDLast関数を使用します。
先ほど説明したDLookup関数と併用することで一番最初レコードデータや
一番最後のレコードデータの取得が可能になります。

DFirst関数、DLast関数
Sub FastLastR()
Dim num As Integer
Dim sei As String
Dim mei As String
'一番最初のデータを取得
num = DFirst("会員No", "T_会員")
sei = DLookup("名前姓", "T_会員", "会員No = " & num)
mei = DLookup("名前名", "T_会員", "会員No = " & num)
MsgBox ("一番最初の会員は" & sei & mei & "さんです。")
'一番最後のデータを取得
num = DLast("会員No", "T_会員")
sei = DLookup("名前姓", "T_会員", "会員No = " & num)
mei = DLookup("名前名", "T_会員", "会員No = " & num)
MsgBox ("一番最後の会員は" & sei & mei & "さんです。")
End Sub
上の例では先ず、DFirst関数を使用しT_会員テーブルの一番最初に登録されている管理Noの値を取得しています。その次で取得した管理Noの値を使用しDLookup関数で必要なデータ(名前姓と名前名)を取得しています。
DLast関数も同じで、T_会員テーブルの一番最後に登録されている管理Noの値を取得しています。
その次で取得した管理Noの値を使用してDLookup関数で必要なデータを取得しています。
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